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2006年3月29日 (水)

タバコとクリエイティブ

タバコを止めてもうすぐ1年が経ちます。13年ぐらい吸い続けていたので禁煙を決めた直後はさすがにきつかった。脳や体は当然ですが、やがて第6感みたいなものがニコチンを欲しがるんです。
少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが飲み会などで目の前で人にうまそうに吸われると、我慢に限界がきて体が震えだしたりっていう事もありました。そのうえ、喫煙者はタバコを止めさせたくないのか「我慢は逆に体に悪いよ」とか「急にタバコを止めて脳梗塞になって死んだ人がいるよ」とか言いだします。止めたいと思っている人にとってその害は周知の事実ですが逆説的な害を説かれると、思わずタバコに手を伸ばしそうになります。そんな心理作戦にもめげず、頑張りました。
自分の場合、止めた動機は結構単純で何人かを除いて友人のほとんどが一斉に止めたのがプレッシャーだった事と、新居に越すので匂いをつけたくなかった等々、ちょっと格好悪いですがメリットよりデメリットを気にするようになったからなんです。
でもいまだにメリットの部分で葛藤している自分がいます。クリエイターの仕事だけに限らないと思うのですが会議などでアイデアを出さなければいけない状況に直面した時、なかなか良い発想が思いつかないと一端中断するんですが、休憩中の喫煙ブースでタバコを吸いながら気軽に馬鹿馬鹿しい会話をしているとだんだん盛り上がって話も膨れあがり、面白い提案につながっていく事があるんです。実際、喫煙してた時はそうやって会議後の会議みたいな事をやって色んなアイデアが生まれました。なんとなくタバコにはそういう不思議な効力があるような気がしてなりません。でも嫌煙家でスーパーアイデアを出している人には「スモーカーの独特な言い訳」にしか聞こえないかもしれませんね。これからはタバコを吸ってる感覚でアイデアを出す事にしよう。
どうでもいいですが、ドラゴンボールに出てくる亀仙人が普段20キロの亀の甲羅を背負っていて戦いの場面になるとそれをはずし、身動きが敏速になるというのがありましたが、煙をずっと吸っているのを止めた途端に嗅覚が確実に鋭くなりました。

Coffeeandcigarettes

「コーヒー&シガレッツ」は禁煙者にはキツイ映画ですが、とにかく会話が面白い。トム・ウェイツって音楽も良いですが俳優としてもやっぱりかっこいいですね。


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