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2012年4月14日 (土)

2002年の映画ベストワン

04年はポンジュノ、03年はペドモ・アルモドバル作品と、著名な巨匠監督のそれぞれ代表的な作品が、たまたまその年のベストワンになってますが、02年もミヒャエル・ハネケ監督のなかでも1番好きな作品が、その年の第1位となりました。『ピアニスト』は2002年に観て、その年にベストワンと決めてたわけではありません。観たのも確か5年前ぐらいで、たった今Wikipediaで調べた2002年の映画公開作品リストの中から選びました。


Pianist02

『ピアニスト』 

その衝撃は、これまで観た事無いぐらい痛々しいものでした。歪んだ性癖を持つ、ストイックな中年女性ピアニスト。まさか、この人がこんな趣味?みたいなギャップのある説明をすると、それだけで変態度が増し、嫌悪感を抱く人も多いんじゃないかなと思います。「コワモテなのに優しい」とか「童顔に迫力ボディ」とか、良い意味のギャップでは無いだけに僕もこの女性の行動には相当ヒキました。

でもこの作品は、単にアブノーマルな女性を描いているわけではありません。全てを受け入れて欲しいという主人公の愛の問いかけとしてはいたってまともです。愛の本質に焦点を置いてみるということが大事・・なんですが、何より、この中年女性ピアニストの役を演じきったプロ根性に参った。

他に2002年公開作品だとデヴィッド・リンチの『マルホランド・ドライブ』もおすすめです。

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